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くちたけん
くちたけんの効果


効果は非常にシンプルで「ザシアンV」の使う技のダメージが+30されるというもの。

つまりこれをつけるだけで全ポケモンに有効なこだわりハチマキになるというわけですね。



「ザシアンV」の「ブレイブキャリバー」が230ダメージですので補正込みで260ダメージに。
ポケカの公式チャンネルでは「ダンデ」や「ガラルニャイキング」の「はがねのせいしん」込みで300ダメージも超えうるという紹介がありましたね。
正直言って大分環境が狂います。
環境にいるあれやこれやがワンパンされるようになり「【三神ザシアン】【コンボザシアン】の時代がキター!」と言った感じです。
その実態を次項にて詳しく説明していきます。
環境への影響
TAGTEAMがワンパンされるようになる=【レシリザ】【ピカゼク】【ミュウミュウ】【三神ザシアン】ミラーに有利に



現環境ではおなじみとなった【三神ザシアン】。
これまでは三神の「オルタージェネシスGX」込みで「ザシアンV」の「ブレイブキャリバー」は230+30=260ダメージでした。
この260という数字は非常に絶妙で



「レシリザ」や「三神」ミラー、「ピカゼク」であれば「大きなおまもり」込みでHPは260を上回ることができていました。
これらのデッキを握っている人は【三神ザシアン】と当たった時にはとりあえず「大きなおまもり」をサーチすることに専念し、「無事装備できればひとまず安心やろ・・・」という人も多かったのではないでしょうか。
しかしそれはこれまでの話です。



ここに「くちたけん」の補正をかけると230+30+30=290ダメージとなり「ピカゼク」は「大きなおまもり」を付けようとワンパン。
「レシリザ」や「三神」は「大きなおまもり」無しでワンパンされ、もし「ガラルニャイキング」をたてられたりすると問答でワンパンされるように。
これまで2ターンは存命していたTAGTEAMたちがワンパンできるということのメリットは大きく、「ガラルニャイキング」や「ダンデ」を少数ながら採用する人も増えることが予想されます。
VMAXをもワンパンしうる=【セキタンザンVMAX】【ムゲンダイナVMAX】に有利に


「くちたけん」の影響はVMAXにも。
VMAXはこれまで「ブレイブキャリバー」によってワンパンされず


「マオ&スイレン」と「大きなおまもり」の超耐久で「オルタージェネシスGX」込みの「アルティメットレイ」と「ブレイブキャリバー」を耐えるという死線をくぐり抜けてきました。
(「オルタージェネシスGX」補正での「アルティメットレイ」と「ブレイブキャリバー」のダメージは440。
対して「マオ&スイレン」の回復分と「おおきなおまもり」補正を受けたVMAXのHPは320+120+30=480でギリ耐えてた。)



しかしこれからはVMAXもワンパンされうる可能性が。
「はがねのせいしん」「ダンデ」「くちたけん」「オルタージェネシスGX」の補正で「ブレイブキャリバー」のダメージは340に到達。
「ムゲンダイナVMAX」でも「ツールスクラッパー」によって「おおきなおまもり」を剥がされると余裕でワンパンです。
正直これほどの条件が揃うというのは考えにくいですがワンパンでVMAXを撃墜できるということのメリットは大きいです。
環境研究が進むにつれて安定してこれらの好条件を揃える輩も現れるかもしれません。
くちたたて
くちたたての効果


「くちたたて」は「ザシアンV」のHPを70も増やすという代物。



その上昇量は破格で「おおきなおまもり」や「タフネスマント」の追随を許さず、「ザマゼンタV」のHPは300に到達。
ただ「鋼鉄のフライパン」は弱点をなくすだけでなく複数回の攻撃に強いです。
よってくちたたてはワンパンケアに向いているといったところでしょうか。



「グズマ&ハラ」とともに運用することで「コーティング鋼エネルギー」や「混沌のうねり」をサーチすると弱点ケアとスタジアムメタを同時に行うことができます。
環境への影響
VMAXデッキのサブウエポンでザマゼンタVMAXを撃墜しにくくなる=回答か減った【セキタンザンVMAX】は特にきつい


影響を受けるのは何と言ってもVMAX系統のデッキです。
「ザマゼンタV」の「ふくつのたて」はVMAXからの攻撃を全てシャットアウトし、VMAXデッキは「ザマゼンタV」をVMAXが以外で対処しなくてはなりません。



【セキタンザンVMAX】はこれまで「ガラルネギガナイトV」が「ザマゼンタV」への対処法のひとつでした。
「格闘道場」と「プリンセスエール」の補正によって「フォールスター」は230以上のダメージに到達。
これによって「ザマゼンタV」をワンパンしていました。
しかし「くちたのたて」補正により「ザマゼンタV」をワンパンすることが難しくなりました。
【セキタンザンVMAX】はもちろんVMAXデッキは新たなアンサーを見つけ出さなくてはならなくなりました。
総評:環境への影響は多大そう


今回の新規カード二枚の環境への影響は非常に大きいようです。
【三神ザシアン】以外のデッキの【三神ザシアン】をメタるプレイングや構築の研究はもちろん、【三神ザシアン】ミラー戦ではどのように立ち回るかを考えなければなりません。
正直ぱっとみこのカードたちのインパクトが強すぎるが故に【三神ザシアン】と非GX・Vデッキである【小ズガドーン】や【マッドパーティ】が跋扈する気がしてなりません。
しかもこのカードたちが出るシャイニースターVの後にシティリーグが控えているというリアル・・・。
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マジで今のうちにプロキシ用意して環境研究しとけっ・・・!
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